4月は純真無垢

あんまり長い文章は書けない。不妊治療と妊娠の記録。

いつまでも娘でいたいという本心

昨晩、いつものように夫と一緒にベッドに入ったあと、なぜか不安が込み上げてきて、涙が止まらなくなってしまった。

流産するかもしれないとか、体調がすぐれないせいとか、そういうことじゃなくて、孤独感が募って溢れてしまった。

私の夫は優しい。実家の両親も、義実家の両親も、職場の人も、みんな優しい。

でも、毎日赤ちゃんのアプリを開いて、擬似的な赤ちゃんからのメッセージを受け取って、毎日、毎日、今日も生きてるかな、今日でやっと何日目だな、とか考えてるのは私だけ。赤ちゃんがね、って話をもっと夫にも両親にも話したいけど、そんな毎日変化が起こるものでもないし、話すこともないんだけど、毎日の私のこの気持ちを共有したくてもできない孤独が少しずつ大きくなったような。それに私の妊娠は私にとっては一大事だけど、家族とて他人事だから押し付けがましいのは違うよねと思う。

実家が離れていて、毎日話を聞いてくれるのは夫だけ。夫は優しい。でもそれだけじゃ足りない。多分毎日不安で、無意識に、呪文みたいに、「おかあさん」ってつぶやく。本当は不安でお母さんに甘えたい。私が母親になるのに、未だに精神的に親に依存していて、情けないなぁと思う。母親になるんだから。実家から遠く離れたこの場所で、夫と二人で家族を作るって決めたんだから。

 

夫は本当に優しくて、急に泣き出した私をずっと抱きしめてくれて、泣いて眠って少しは気が晴れた。

もう大丈夫です。