転院後初診&不妊治療に対する友人の反応
先日、国立成育医療研究センター初診だった。
結果から言うと、基本方針として人工授精をあと1,2回は続けましょう、ということに。
(最初はあと3,4回って言ってたけど、私の嫌そうな雰囲気をくんで最後には1,2回になってた)
正直ね、、がっかり。
2年9ヶ月もタイミングとって妊娠できないのに、型通りに人工授精勧めてくるんだな、と思ってしまった。
「まだ若いし」ってさ、うるせぇんだよなぁ。私はまだ若いから妊娠できるのがもう少し先でもいいなんて思ってない。人工授精2回やったら、2ヶ月無駄にするんでしょ?私は1日でも早く子どもが欲しいのに。
それを思うと急に悲しくて、診察室で泣きそうになっちゃって、聞きたいと思ってたこと、ほとんど聞けなかった。
とはいえ、その病院からしたら、前の病院での処置が適切だったかは判断しにくいだろうし、患者本人の経済的身体的負担を考えたら妥当な提案なんだと思う。
初診の際に血液検査、子宮頸がん検査をしたから、今度結果を聞きにいく。そのときに、ちゃんと聞きたいこと整理して、納得できるようにしたい。
少し時間を置いてみたら、まぁ、あと一回くらい人工授精やってもいいのかも、、とも思えたから、人工授精も視野に入れて。
病院のその他感想としては、、
・診療申込書、問診票の設問がめちゃくちゃ分かりにくい。患者が子どもの場合を想定した、親向けの設問と混ざってる?って感じ。問診票は2通書かされたけど、内容重複してるし。あと内容がかなり細かいから、事前にWebでダウンロードして家で書いて来れたらよかったのに。。って思った。私の初診の心構えがなってなかっただけ?
・これは前のクリニックへの疑問でもあるんだけど、、紹介状提出したんだけど、それには何が書いてあったの??厳封してあったから、私は読んでない。問診で、紹介状に書いてなかったんですか??ってことまで質問されて疑問に感じた。紹介状に書いてあっても再度確認してたのかな?
・採血はキッズと同じフロアで。採血室からギャン泣きの声が響き、フロアのキッズもつられて泣き出し、地獄絵図。問診でちょっと落ち込んでたからしんどかった。
・全体的に流れが分かりにくい。。さすが国立って感じ。やっぱ別のとこにしよっかな。。という気持ちになった。まぁ今度血液検査などの結果聞いてから考える。。
・不妊診療科は空いてる。待ち時間が短めなところは嬉しい。
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先日、中学以来の友人の結婚式に参加してきた。3年ぶりの再会だったこともあって、結婚式後、一緒に参列した友人2人とおしゃべりした。
1人は26で出産した一児の母(外資のバリキャリ)、1人は独身男性(医者)。2人とも、会う頻度は減っても親友と呼べる人。
私の不妊治療の話なんて、別にする必要もなかったんだけど、友人の子育てや結婚の話の流れで話した。
治療費このくらいかかるんだよね、助成金は所得制限があるから受けられないんだよね*、って話をしたら2人とも「少子高齢化が問題になってるのに、産みたい人の負担がそんなに大きいなんてありえない!」って憤ってくれた。
(追記)2021年1月から、不妊治療助成の所得制限は撤廃されていることを知らないでした発言でした・・・。
なんかね、立場も違うのに、無縁で興味ないって態度でもおかしくないのに、私と同じ目線に立って考えてリアクションしてくれたことが嬉しかった(共感力低い人だと「私はそのくらいの治療費は全然出せるけど大変だね〜」くらいの反応されそうなんでね、、)
やっぱ、友人の嬉しい反応って、共感してくれることだよな。。共感を強要するとウザがられるけど。共感が最重要視される社会は何か間違ってる気がするけど。
ただ、振り返ってみると、私があまり自分の感情を交えずに事実中心に話したから、相手をおろおろさせずに済んだという側面はあるかも。他者の、自分には経験のない負の感情を、想像して寄り添うって労力使うもんね。。。
そうすると私の悲しい気持ちはやっぱり誰にも打ち明けられなくて、毎月病院の待合室で周りに迷惑がかからないよう必死に隠しながら泣くことになるんだな。