4月は純真無垢

あんまり長い文章は書けない。不妊治療と妊娠の記録。

子どもが欲しい理由

ずっとほったらかしていたブログを更新しないといけないほど、私の今の生活は不妊治療を中心に回っている(軽率に誰かに相談できないからブログに書くしかない)。

治療のことばかり考えているけれど、そもそも私が子どもを欲しいと思う理由を思い出しておきたい。

 

子ども、別に好きじゃないから、できないならそれで…って気持ちなら、そもそも痛い思いして不妊治療しなくていいし、こんなに落ち込むこともない。

私はめちゃくちゃ子どもが欲しい。しかも、早く欲しかった。だから落ち込む気持ちに振り回される。

 

子どもが欲しい理由。

一番は人間を育てたいという欲望。人間の能力や性格は、生まれもっと素質によるのか、環境によるのかという議論なら、圧倒的に後者の影響だと思ってる。
幼少期にどんな経験をして、周囲の人間からどんな言葉をかけられたら、どんなふうに成長するのか。私が子どもの頃に欲しかった言葉や経験を与えられた子どもがどんな風に育っていくのか。
そばで見て、知りたい。

そんなに子どもの成長に興味があるなら、養子でもいいんじゃない?と言われると、確かに一理ある。具体的なことは全然考えられないけど、選択肢のひとつとしてはあり。でもできれば自分の子どもが欲しい。

なんで他人の子どもじゃなくて、自分の子どもがいいの?って聞かれても、自分の子どもが持てる可能性がある内から、他人の子どもを求める理由ってあるの??とむしろ聞き返したくなっちゃうけど。

自分の子どもが欲しい理由は、大好きな私と、大好きな夫の遺伝子を継いだ人間をこの世に残したいから。

早く子どもが欲しかった理由は、両親に早く孫を見せたかったから。これは、姉が出産して初孫にめろめろな両親を見て、達成されたから、焦らなくてもいいかなとは思うようになった。ただ、二人以上産みたいから、一人目はできるだけ早く産んでおきたい気持ちはある。

 

不妊治療をする立場になる前は、「絶対男の子がいい」とか「夫に似てかっこいいといいな」とか「子どもは二人以上」とか「障害があるってわかったら堕胎するかも…」とか勝手に条件つけてたけど、もはや全部どうでもいいよ。

こんなに切望してやってきてくれたんなら、どんな子だって愛さずにはいられない。

私のところにやってきたら、たくさんの愛情を注ぐのにね。早くおいでよ。