4月は純真無垢

あんまり長い文章は書けない。不妊治療と妊娠の記録。

齢29にしてベースを始めることにした

自他ともに認める飽きっぽさで、いろんな機器を買って試しては飽きてを繰り返してる。
iPad Pro、ゲーム実況用の機材、カメラ………持ち腐れた不憫な宝の山たち。

 

そんな私がまたやっちゃいました。 

ベース。

買っちゃいましたよ。

 

三万円くらいの、アンプやスタンドやチューナーが付いてくる初心者セット。
この三万円があればそこそこのオフィスチェアが買えたと言うのに、私は今日も無印良品の体を痛めつけるチェアに座る。

 

夫は会社員として働く傍ら、バンドでドラムをやってる。ベースをやりたいと思ったきっかけは夫の影響ではないけど、夫の後押しがあって購入に至った。

私は音楽に関する習い事をやったことがなくて、楽器に触れたのは中学の音楽の授業が最後。音感もないし、歌も上手に歌えないし、音楽のセンスはかけらもない。

だけど、音楽でも、ダンスでも、絵でも、あらゆる芸術で言えることだけど、意のままに表現できるって、身体が拡張されたような、すごい能力なんじゃないかと思っていて、死ぬまでにそうなってみたいとずっと思っていた。
「意のままに表現できる」って熟練した先にあるものだと思うし、その段階に来たときには、今無意識に歩けているように、特別な達成感なんてないんだろうけどね。

あと将来子どもができたらパパドラム、ママベース、子どもギタボでバンド組みたいと思って。子どもがすぐできたとして、ギター弾けるようになる年まで10年以上あるし、いけるやろ。
ママ解雇されないよう頑張るよ。

 

とにかく、何かを始めるのに遅すぎることはないというし、例えまた飽きて辞めてしまったとしても自己嫌悪に陥る必要なんてないと言い聞かせて、まぁやってみることにした。

 

ちなみになんでベースかというと、大学生の頃にハマってた大合奏バンドブラザーズというゲームで、けいおん!Cagayake!GIRLSのベースを知り、死ぬほどかっこよくて好きだったからです。目標高すぎて草。

youtu.beね、かっこいいでしょ。

 

夫の勧めでは、いきなり曲を練習した方がいい、教本はいらん、とのことだった。
ほんまか?
ポールマッカートニーは「子供達に音楽を教えるにはどうしたらよいか」という質問にピアノで作曲に必要な最小限のコードだけ教えるとか言ってたらしいぞ?

 

でもまずは指が動くようになる練習だと思って、米津玄師のLemonをYouTubeを見ながら練習することにした。

初日で指に水ぶくれできた。

 

どんなに頑張っても披露する場は今のところないんだけど、私の頭の中で2ヶ月後に開催される仮想文化祭で初ライブができるよう、コツコツ頑張ります。